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『The Promise(無極)』
2006年 01月 01日
新年明けましたね。おめでとうございます。本年もこのブログと映画学の発展を祈願してできるかぎり更新をがんばりたいとおもいますので、みなさまよろしくお願いします。
ということで、新年一発目の投稿は映画『The Promise(無極)』のレビューです。アジアンシネマの王道のような映画ですが、日本では公開は2月11日のようですね。詳しくは下のオフィシャルサイトをチェックしてみてください。すでにゴールデングローブ外国語映画賞にノミネートされて、2006年度のベルリン国際映画祭コンペにも正式出品が決定しています。 Chen Kaige’s vibrant martial arts adventure Wu ji | The Promise, a love story of a princess between three men will be shown out of competition. The 35-million-dollar production is said to be the most expensive Chinese movie ever made. 中国映画史上最も高い3,500万ドルの制作費というのだから、大作です。そして日本の映画俳優、真田広之氏が出演しているという点でも早くから目をつけていた作品でした。 まだ日本未公開ということなので多くを語るつもりはありませんが、少しばかり構造的解説をしてみたいと思います。この映画を見るときに、より楽しめそうな見どころやポイントをいくつか指摘もしたいと思います。まだ何も内容を知りたくないという人はご遠慮下さい。 率直な感想はこれまでの壮大スペクタクルアジアもしくは中国映画路線を着実に継承している作品だと思いましたし、同時に近年見られる複数国にまたがった物語を持ってくるトレンド(日本・中国・韓国+他アジア諸国のミックスもしくはいずれかのペアなど)も確実に取り込んでいます。それは俳優・女優のという登場人物レベルだけでなく、この作品ではナショナリティは非常に混合されていて、そして色使いをはじめ裏を返せば非常にギトギトするくらいの、「観念的テーマ」に集約させるという、いわゆるハリウッドも喜びそうな作りになっています。国籍ミックスを除けば、そのテーマ性の表象の仕方は『HERO』を想起させますね。がしかし、それよりも、より神話的、超現実的、時間や空間さえも非常に夢想的な作りです。加えて、非常に演劇的な舞台演出的な描写にも映るかもしれません。逆にそこが、ある種のファンタジーを生みだしていて、ナショナリティ関係なく物語のエッセンスを引き立たせているなぁと感じました。西洋人でも十分楽しめそうな要素ですね。 さて、ここからもう少し掘り下げますね。 女一人に対して男が四人、その五人で話が成り立っているといっても過言ではないでしょう。この記事にペタペタ貼った広告用の画像では三人なんじゃないのという感じですが、それはあくまで宣伝のためと思われます。つまり、この五人の登場人物とその人物像だけがあればすべてが成り立つお話。お金をかけただけあって、ヴィジュアル的にも相当気合の入った映像が見れますが、それはもう視覚的快楽として装飾しただけ。その五者五様の物語があり、全体としてそのつながりと関係だけで話が進みます。でね、個人的に面白いなぁと思わされたのは、「女一人だけ振り出しに戻る」んですよ。正月的にすごろくで言えば、男は全員あがるわけです、それなりの救済というか結論に至って。しかしね、女だけは振り出しにもどるわけです。そして、先ほど触れました「観念的テーマ性」ですが、五人はそれぞれの観念的テーマを表象します、というか背負っているといったほうがいいかな。今から5つ挙げますので、見るときは誰がどれか当てはめて見るのも面白いかもしれません。 「信頼/Trust」五人の主人公ともいえる登場人物がいるわけですが、その中でも一人だけ物語を進める「力」を持っています。それが真の主人公とも言えるわけですが、表面的には見方によって誰もが主人公として見ても成り立ってしまうような作りにもなっています。この辺が非常に興味深く、これはぜひブログに書こうと思った所以でした。 Depper 参照: 『プロミス』オフィシャルサイト 『Mo gik(無極)』 IMDB ベルリン国際映画祭 Excite エキサイト : 芸能ニュース 真田&ドンゴンがプレミア登場(スポニチ) Excite エキサイト : 芸能ニュース 真田とドンゴン、再共演を“プロミス”(日刊スポーツ) Excite エキサイト : 芸能ニュース 真田広之、チャン・ドンゴンは「本当に謙虚」(夕刊フジ)
by corin_depper
| 2006-01-01 21:22
| レビューと考察
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