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    タグ:北野武 ( 11 ) タグの人気記事
    北野武監督:イタリア文化賞受賞
    e0039500_652268.jpg映画監督北野武氏が今月15日(日)にイタリアはフローレンスにてガリレオ2000賞を受賞したとのことです。北野作品(特にベネチアで金獅子賞を取ったHana-Bi)が文化に大きな寄与をしたという理由での受賞だそうです。これに準ずるような賞が日本にはあるのでしょうかね?ここでもまた西高東低の映画配置といったところでしょうか。
    Depper

    参照:
    http://www.yomiuri.co.jp/dy/national/20060516TDY02009.htm
    http://smartwoman.nikkei.co.jp/culture/news/article.aspx?id=20060516c1000c1
    http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20060516061359/Sponichi_kfuln20060516006002.html
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    by corin_depper | 2006-05-17 02:43 | Newsアーカイブ
    『Takeshis'』公開と北野武『光』
    e0039500_1305379.gif
    ついに日本で『Takeshis'』が公開になったと思ったら、同時に本まで出版日を重ねていた。今回のプロモーションのやり方や戦略が相当練られているとは思っていたが、シリーズ化している自叙伝の発売日もかぶせてくるとはこれまた驚いた。
    e0039500_136817.jpg
    ・・・ということで、早速アマゾン様へ行き、ご購入。内容も前回の『異形』よりも興味深い内容になっているのでいまから少し読むのが楽しみ。

    そして、日本での興行、観客のリアクションも大いに気になるところ。11月1日にようやくEiga.comもレビューをアップしていた。(めずらしく)まともな内容と記事冠。「脱構築」とあるが、北野武が監督としてこれまでやってきたことが最初から「脱構築」なので、その集大成であるならば脱構築してきたものの「再構築」というのが妥当なのかなとも思うが、構造が命になっている映画であることは間違いない。どれくらいの、そしてどんなレビューがこれから出るのかな。ある程度レビューが出切る頃にまたレセプション分析をしてみたいと思う。
    Depper

    参照:
    岸本加世子、世界のキタノの魅力語る [読売報知]
    北野武は、もう死なない-シリーズ第5弾 『光』
    「TAKESHIS'」-この「脱構築」の手法は天才の所業だろう(Eiga.com)
    『Takeshis'』レビュー(フィルムアカデミア)
    たけし「自分も分かってない」映画初日[Nikkan Sports]
    たけし次作は子供主役?団塊世代描く[Nikkan Sports]
    たけし、話題の新作「TAKESHIS’」公開[中日スポーツ]
    たけし 評論家に毒舌[デイリースポーツ]
    狙いどおり!超難解「TAKESHIS’」満員場内沈黙封切り [サンスポ]
    映画の「抽象画」目指した 「TAKESHIS’」
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    by Corin_Depper | 2005-11-06 01:43 | Newsアーカイブ
    『Takeshis'』 in ロンドン映画祭(レビュー)
    e0039500_231647.gif
    ロンドン映画祭初参加で『Takeshis'』観て来ました。自分でチケットを取り損ねたので半ば諦めていましたが、いつもお世話になっているKitanotakeshi.comのHenrik Sylowさんの働きかけで、イギリスでの配給権を買ったArtificial Eyeのお偉いさんに招待者チケットを押さえてもらって、ジャーナリストさんたちしか座らないような席でノートとペン片手に気合いで観て来ました。

    あまり一般公開前の映画のレビューを書いたりすることもないというのと、ゆえにあまりネタばれ等気にして書いたことがないので、どこまで書いてよいやらわかりませんが。行きます。
    e0039500_29699.jpg

    『Dolls[ドールズ]』や『座頭市』に対するアンチテーゼになっている件について。
    いわゆる『Dolls』における、芸術的な高みから、『座頭市』におけるコマーシャル・エンタテイメントのベクトルから、どちらに対してもつばを吐きかけるような作品になっているのが『Takeshis'』。しかし、それをすることで駄作と呼ばれずに作家性の強い作品と位置づけられることをすごく意識している映画。巷で言われているほどにめちゃくちゃな作りにはなってなくて、最後まで計算して体裁をつけているという点で、『みんな~やってるか!』とは一線を画することは明白。

    北野監督自身が言うような集大成的な作品になっている件について。
    この映画を見る前にこれまでの北野映画全作品を見ていることを大前提に作られている。なぜならほぼどのシーンにも自作品に対するオマージュ的な表現が見受けられるから。↑の画像なんかはまさしく『Hana-Bi』のワンシーンを、↓の画像は『みんな~やってるか?』のワンシーンを髣髴とさせる。そこに映りこむ『座頭市』の芸者キャラクター。北野武が役者(ビートたけし)として、監督として携わった映画作品に対するオマージュ的なシーンの数珠繋ぎのような構造になっている。多くの映画描写の要素が彼の見てきた夢のシーンから来ているということは有名な話だが、そういう意味でも彼の脳みその中身をそのまま映写しているかのような映像の連続。
    e0039500_332240.jpg

    もう一つ集大成的なところは、登場人物もそう。これまで北野作品に登場した主要なキャストがこれでもかと登場するから、見ているほうはそれらのキャストがどの映画から来てたっけ、なんて考えさせられるので忙しくてしょうがない。とても見ながらメモをとれる量とスピードじゃなかったので、半ば諦め。となりのジャーナリストも途中まで拾ってたみたいだけど諦めてました。一緒にペンが止まる(苦笑) そして驚きはほぼ全ての主要キャラクターが多重な役を持っているということ。ドッペルどころかトリプルゲンガーなんて当たり前の世界。

    プロモーションで前面に押し出されている【赤】と【青】の件について。
    この二項はそれほど前面に押し出されてきていない。どちらかというと、これまで表現してきた範囲内で収まっているというのが率直な印象。ビートたけしと北野武という二項と並列させて相当強烈にやっているかのようなプロモーションの仕方だけれど、どちらも対立ではなく境目が曖昧な融合的な表現になっていると思う。但し書きとして、夢のようないわゆるロジックの通用しないシーンの中で色使いには傾向というか、象徴性を持たせているように分析できそうな印象はありだけれど、マシンガンのように入り組んだ(一見因果関係のはっきりしない)シーンの連続をみせられるので、この辺は一度見ただけではなんとも言えない部分。

    赤裸々な性描写の件について。
    この映画での「性描写」は、いままでのそれらとは明らかに一線を画する。特にリハビリと称して製作してきた『キッズリターン』以降視覚的な性描写を極力敬遠してきたところに、突如見せられた感じがする。明らかにレーティングには響くだろう=興行にも響くのだろうけど、そこももう、真っ向からJerk offというところなのだろう。日本ではいくつ指定になるのかな。

    一つだけ引っかかる映像の件について。
    映像的にすごくハリウッド的なゴージャスさを出した映像から、これ8ミリとかで取ったんじゃないかというホームメード的映像まで使い分けがされていたように思う。アクション時の音声・視覚的演出は前作『座頭市』で達観するところがあったに違いない。そして、一つだけ気になったのはOut of focus、つまりピンボケになるところが幾度となくあったこと。一瞬だが、ピントがずれる。技術的なことなのか(考えにくいが)、意図したものなのか。That is a question.

    一応まとめ。
    e0039500_3254483.jpg意図したとおりなのだろうけど、夢のような時間と空間を持ったシュールリアリズム的なシーンばかりなので、半ば強制的に1900年代初頭のフランスの印象派映画の類を想起させられずにはいられないし、この映画でやれるものなら心理分析してみろと言われているような挑戦的な主張をしているようにも感じた。実際やる人は出てくるだろうけど。好き嫌いがわかれる映画と書かれているのをいたるところで目にするけれど、好き嫌いではなくて、北野監督映画、主演映画などをどれだけ見てイメージとして記憶しているかで、映画を楽しめにいけるかどうかが分かれるのだと思う。ある種、北野ファンだけついてくればいいや、みたいな受け手に対して排他的な感じもする作品。いずれにせよ、一度の鑑賞で色々語れる映画ではないなぁ~。そういう意味では劇場へのリピーターを計算してたりして・・・なんて欲張りな計算も見え隠れしているのかもしれない。
    Depper

    Special Thanks:
    KitanoTakeshi.Com
    Artificial Eye

    公式:
    【Takeshis'】(Office Kitano)

    参照:
    トロント国際映画祭作品紹介【Takeshis'】
    International Herald Tribune(英文) FRIDAY, SEPTEMBER 2, 2005

    追記:
    ストレスの多いシーンの件について。
    冒頭の非常に映画的な入り方から突然の裏切り、随所に見られる「惜しげもなく繰り広げられる北野の脳内映像」は少なからずストレスを与えられる場合が多いと思われる。厳密には全く異なるが、一見同じようなシーンの連続であったり、執拗に行われる「繰り返し」(元々北野映画には多いけれど)、これらは監督の今回の作品は決して観客に媚びないという意思のように思える。堪えれるものだけ、それを楽しむものだけでいい、と。それは得てして「作家性の強さ」の誇示でもあるのだけれど、ナラティブ構造的に少し引いてみた場合にそれは決して破錠しきっているわけではない(1から検証したら全て繋がるように見える)ので、それを分析・評価をする専門家はきっと出てくる。受け手である観客にストレスを強いる内容と明らかに分析を促される形式をもつこの映画がどう評価をされ、どういう興行成績を残すのか、それが非常に楽しみだ。

    補足:
    lunatiqueさんからコメントで指摘していただいた部分を少し加筆してみたいと思います。
    「ナラティブ構造的に少し引いてみた場合にそれは決して破錠しきっているわけではない(1から検証したら全て繋がるように見える)」というあたりで、それならなぜそうした『TAKESHIS'』はそうしたナラティブ構造をとるのか
    シークエンスの一つ一つが余りに(編集によって)細かくパズルのピースのようでそれ一つでは何が何だかわからないんですよね、骨太な物語やドラマがあるわけでもないので、バラバラのパズルのピース(=脳内映像の一部分ずつ)を一つ一つ見せられてるという。つまり、北野武監督が言うように「体感映画」である所以だと思いますが、この1つのピース個々に反応ができないと、非常に観客としては突き放されます。逆に、ピース個々に反応できると、そのピースが何処から来ているのか、何処の一部分なのか、それは全体像を見たときにどこに収まるのか、などなど見せられるたびに引き込まれるのではないでしょうか。これは、ビートたけしだけをよく知っていてもダメですし、北野映画でしか北野武を知らないということでも完全には映画に引き込ませてもらえません。ただ、lunatiqueさんのように一観客としては突き放されてしまった場合でも、一映画として分析にかけるには面白い映画(構造)になっているのではないでしょうか。逆に、余りに陶酔してしまっているたけしファンの方達には客観的な視点で分析をして全体像(構造)を捉えるという行為は必ずしも重要でない、体感として消費してもらってもよい、そんな映画でもあるように思います。

    まだ、ピースを並べて全体像を模索していないのでなんとも言えませんが、いわゆる理路整然としたある種写真のような全体像ではなく、
    映画の「抽象画」目指した 「TAKESHIS’」 [Asahi.com]
    のインタビュー記事で彼自身も言っているように、キュービズム的様相の一枚になるのではないでしょうか。(パリでメディアに受けたインタビューでは、一つだけどうやってもロジックにならない“飛躍”があるという言い方をしていたので、もしかすると、いくつかのピースはきっちりとはまらないようにもなっているのかもしれませんし、そこはまた彼の挑戦的・野心的なメッセージなのではないかとも思われます。)

    まだ一度見ただけの現時点ではうまく言えませんが・・・、最終的に国内ではビートたけしの知名度と生粋のファンで支えられてきた北野映画と海外では全く逆に映画を批評・分析されて客観的評価を受けて愛されファンを拡大してきた北野映画、そんな彼の存在と北野映画との関係も意識され集約された映画(構造)になっている気がします。ロンドン映画祭の上映を見たのですが、実際に日本人が反応を見せるところ、そうでないところ、結構はっきり分かれたように思いますし、私個人も見ていて、ここは日本の観客に、ここは海外の観客に、そんな意思が働いている箇所がいくつかありました。(レジでのシーンなどは明らかに日本人客以外の視線を意識しているなぁ~と感じたのを覚えています。)これで少しはご指摘の点に応えられているといいのですが・・・(汗)どうでしょう??
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    by Corin_Depper | 2005-10-29 03:57 | レビューと考察
    やはり余裕の北野武
    e0039500_12481187.jpg新作『Takeshis'』のプレミア試写での舞台あいさつの模様が活字で映像でと一斉に報道をされているので、これまでの経緯を含めて少し考えてみる。活字ニュースよりも格段にバイアスが低く情報が多い映像ニュースを見たのだが、至極難解で私的な最新作ということで国際映画祭へのサプライズ出品から最近まで色んな仕掛けをしてプロモーションをしてきているが、映像を見る限り北野武監督は舞台挨拶において冷静かつ余裕の表情であった。たとえどんな作品だろうと、もはやおいらの作品はそうそう無視できないぞ、という自信の表れでもあるように映る。

    今回での新たな発見は
    監督自身が「ヨーロッパで称賛と酷評が6:4という比ならば、日本では8:2になる」という意識を持っているということ。

    1人の俳優・女優が何役(曖昧?)もこなしているということ。

    ビートきよし氏を配役しているということ。
    舞台挨拶上で監督北野武と芸人ビートたけしを瞬時にこなすそれ自体が『Takeshis'』にあるのかな。
    Depper

    参照:
    <北野武>ツービート復活? 「TAKESHIS’」試写 [ 10月20日]
    たけし試写会でツービート復活? [ 10月21日]
    ツービート復活[ 10月21日]
    ツービート復活!?北野新作映画披露にきよしと即興 [ 10月21日] 夕刊フジ
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    by Corin_Depper | 2005-10-21 12:54 | Newsアーカイブ
    『Takeshis'』OST発売
    先日ベネチア映画祭で「もうひとつ違うところに“梯子の架け替え”をして上がって行きたい」とコメントしていた北野武監督の最新作『Takeshis'』のオリジナルサウンドトラックが11月2日、つまり映画公開日より3日前に発売されることになったようだ。
    e0039500_19514322.gif
    Copyright (C) TOSHIBA-EMI LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.

    先日のエントリーでも書いたように【】と【】の色対照。そして幾つもの「たけし」画像で作られた顔。少しばかりくどい感じもするけれど、完全にこの映画が「どう“読まれるか”」を意識してプロモーションも徹底している。

    まだ未見だけれど、OSTのトラックリストを見ても、どうやら完全に久石譲とは決別したようだ。この辺りにも「梯子のかけかえ」がうかがわれる。それにしても、テクノ、アンビエント、スクラッチとは・・・相当冒険してるなというのが伺われる。前作『座頭市』での時代劇とタップという組み合わせもそうだが、どうやら音は監督にとって一種の“キー”になっているのかもしれない。

    ちなみにロンドン映画祭での上映チケットは入手困難なよう・・・(泣)一般予約は既にSOLD OUT。その他諸々の作品はまだまだチケットが余っているようなので、ロンドンでも北野武監督作品人気は高いということですな。残された一縷の望みにかけて・・・チケット・・・or2
    Depper

    参照:
    映画『TAKESHIS'』オリジナル・サウンドトラック、11月2日発売![10月18日]ニフティ
    『TAKESHIS' オリジナル・サウンドトラック』スペシャル・ウェブサイト

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    by Corin_Depper | 2005-10-19 20:15 | 雑記
    【赤】と【青】と【北野映画】
    「たけし」と「武」が電車ジャック [ 10月17日 10時30分 日刊スポーツ]

    この記事を読んで思うことは、ベネチア映画祭のサプライズプロモーションの仕方といい、今回のタイアップの仕方といい、オフィス北野が北野武映画の興行に対してかなり戦略的になってきたというか、こなれてきたなぁということ。どんなに私的でアンチエンターテイメントで実験的な興行苦戦必至の映画でも知名度と興行戦略で回収してしまおうというか、あわよくばノリシロをと言う姿勢が見え隠れする。実情は苦肉の策なのかもしれないが。

    北野映画で【】と【】と聞くと、『キッズ・リターン』を思い出す。なぜなら、今まで北野ブルーと言われてきた北野映画に強烈な【】という色調を強烈に取り入れて、【】と並列もしくは対立という構図を打ち立てたからだ。今や北野映画における二項対立という図式はかなり一般的に知られるところとなっているのだろうけど、『キッズ・リターン』の、あの【】と【】の挿入の仕方と登場は余りにも鮮明で、その衝撃は今もよく覚えている。

    まだ未見なのでなんともいえない部分が多いけれど、『Takeshis'』では、ビートたけしだけでなく、ついに北野武をもスクリーン内に取り込んで、映画という土俵上で両者をぶつけているのだと思うが、記事にあるように、【】と【】という色調にも『Takeshis'』が決着を付けにいっているのだとしたら、なおさら見るのが楽しみなる。でも、日本にいないと普通にその電車の中刷りを見れないのが痛い・・・。
    Depper

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    by Corin_Depper | 2005-10-18 10:03 | Newsアーカイブ
    北野武教授ようやく教壇デビュー
    e0039500_22471724.jpg大学の公式HPなどでもこれまでほとんど報告等がされてなかったのでどうなっているのかなと思っていたら、まだ講義自体行われていなかったとのこと。個人的には国内外の批評に支えられてきた映画監督が教壇に立つということには大賛成なのだけど、そしてその大任を引き受けた北野武監督の心意気は大いに買うのだけれど、コース自体が結局完全に製作寄りということと、後期の11月からの教鞭で果たしてどれだけのことができるのかな、と心配にもなる。もし、仮に自分が芸大の大学院生で北野武監督の講義を楽しみにしていたとしたら、なにやら不満の残る講義スケジュールだなと思ってしまうだろう。もちろん、北野武監督自身は新作『Takeshis’』の製作や映画祭出席等で多忙を極めていたのだと思うけれど・・・。

    その短期間(しかも隔週)で1年分の価値のある教授がなされることを願うのみ。そして、平成18年度の募集も始まっているようだけれど、応募する学生はそのへんの事情を頭に入れてから申し込みをしたほうが良いかもしれない。

    とはいえ、それでも北野武監督の講義は間違いなく稀有なものになるだろうし、それを受講できるであろう32名の学生を羨ましく思う。

    「まず、今上映されてるおいらの新作を見に行くぞ!」みたいなところから始まったり、始まらなかったり・・・(笑)
    Depper


    参照:
    北野芸大教授やっと初講義へ…隔週ペース予定(Excite エキサイト : 芸能ニュース)
    たけし、11月教授デビュー 東京芸大大学院映像研究科(スポーツ報知)
    東京芸術大学大学院映像研究科(公式HP)
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    by Corin_Depper | 2005-09-28 22:35 | Newsアーカイブ
    『Takehis’』 in ロンドン映画祭2005
    ベネチア国際映画祭を騒がせ、カナダのバンクーバー国際映画祭へ正式出品が決まり、そしてそのたすきをつなぐかのように来る10月19日から開催されるロンドン映画祭へも正式に出品され上映プログラムが発表された。(詳細は記事下の参照リンクへ)
    e0039500_2235248.gif

    e0039500_23047100.jpg長い欧米各国の行脚を終えてそのたすきは最終的に母国日本へ帰る。10月20日都内某所でジャパンプレミア試写が行われることになったらしい。(これも詳細は記事下の参照リンクへ)そして、最終的に11月には一般公開となる『Takeshis’』。ある程度予想はしてるが、日本での反応も楽しみだ。
    Depper

    公式:
    第49回ロンドン映画祭

    参照:
    『TAKESHIS’』上映プログラム情報 in London
    『TAKESHIS’』ジャパンプレミア試写会情報 in Japan


    雑記:
    トニーレインズが『Takeshis’』の上映プログラムのところに解説を載せていますが、「Doppelgängers(ドッペルゲンガー)」という言葉を使っていたので、少し調べてみたところ、やはりドイツ語だけあって、ドイツ語のレビューで使われていました。英語で言うと「Alter Ego」とかになるんでしょうけど、トニーはあえてドイツ語を選んでいますね。もしかすると、これから「北野武とビートたけし」の二者共生関係を表す単語としてよく使われることになるかもしれませんね。初期は北野映画を指して「Idiosyncrasy(特異性)」が代名詞代わりでしたが、今やわざわざそういう必要もないというところまできていますので、やはり新しい代名詞に取って代わられるのかもしれません。
    Depper

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    by Corin_Depper | 2005-09-16 02:34 | Newsアーカイブ
    バンクーバー(カナダ)映画祭で『Takeshis’』上映
    e0039500_814489.jpgベネチア国際映画祭閉幕し、その熱も冷めやらぬ中、カナダのバンクーバー国際映画祭にてベネチアでは無冠に終わった北野武監督作品『TAKESHIS’』の上映が決定されたようです。その報を聞きつけ、早速映画祭ホームページへ足を運んでみると、面白い情報がつかめました。(前作に続き芸者を売りますねぇ⇒)


    注目のプログラムは「Dragons & Tigers: The Cinemas of East Asia」。とりあえず、訳すと、「龍と虎:東アジア映画」です。。。作品編成担当者にイギリス映画批評誌「Sight and Sound」の批評家でアジア映画評の大御所(彼無くして北野武作品のヨーロッパでの名声は無かったかもしれない)トニーレインズを迎え、長編40作品、短編15作品を上映するようです。もちろん、『TAKESHIS’』の上映もこのプログラムの一貫です。
    e0039500_8233733.jpg
    『TAKESHIS’』の上映スケジュールとチケット情報は以下の通り。
    Date Time Venue Tickets
    Sun, Oct 2 9:45 pm Visa Screening Room @ Vogue $9.50
    Sun, Oct 9 4:00 pm Visa Screening Room @ Vogue $7.50
    ちなみに北米ヨーロッパでの配給はセルロイドドリームスのようですね。
    Depper

    公式:
    『TAKESHIS’』(Office Kitano)
    公式:
    バンクーバー国際映画祭
    連絡先:
    Vancouver International Film Centre
    1181 Seymour St
    Vancouver, BC
    V6B 3M7
    電話: 604.685.0260
    FAX: 604.688.8221
    email: viff@viff.org

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    by Corin_Depper | 2005-09-12 08:29 | Newsアーカイブ
    『Takeshis』とベネチア映画祭で少し考える
    にほんブログ村 トラックバックテーマ ヴェネチア国際映画祭へ
    ヴェネチア国際映画祭
    e0039500_22251853.jpg北野武監督作品としては前代未聞の完全秘密主義を貫いての、ベネチア映画際での突如公開の衝撃はやはり相当なものだったようです。カンヌ映画際がウォンカーウェイ監督の『2046』を待ったように、ベニス映画祭もまた北野監督の『Takeshis』を待った。それが故のサプライズ上映でもあったのでしょう。つまり扱いが破格。

    実はこの前のカンヌ映画祭で既に製作発表をし、映画自体の概要も欧米の関係筋には漏らしていた。一般には「500%北野武」という触れ込みしかなかったが。その辺りに映画人北野武の戦略が見て取れる。映画祭の最大限活用。欧米の新北野批評家への絶大な信頼とパイプ。この二つが彼の映画を支えてきたと言っても過言ではない。

    (もう既にプレス用試写もされてるし、映画際でもコンペティション部門作品として上映もされたが)映画祭開幕と同時に欧米の関係者に知らされた映画概要と北野監督自身の解説が早速回ってきたが、日本の報道に明かされている情報はそのほんの一部なのだ。既に、鑑賞した人間にとっては話は別だが、一般に向けられた報道ではまだその大部分をベールに包ませている。日本国内向けにはそれもまた戦略なのだろう。

    今内容を論じてもしょうがないが、ビートたけしのみならず、ついに映画監督北野武というエゴをスクリーンの中に置いたその行為だけでも、この映画は見るに値する。たとえどんなに実験的、前衛的、脱ビジュアルスペクタクルであったとしてもだ。彼は自然に揺れてしまっていた振り子を今や自身で最大限に振る術を持ってしまったのだろうか。

    e0039500_22484173.jpgこれまでの集大成と語る北野武監督。それは同時に監督作品の第三期の終わりを示すものなのだろうか。いずれにせよ、最終的な彼の戦略は『Zatoichi』と対極をなすであろう『Takeshis』がベネチア映画祭で受賞という肩書きを得て、『Zatoichi』に匹敵するであろう興行を上げることなのかもしれない。それが達成されれば、ある意味、まさに北野武映画監督と北野映画自身にとって集大成になることは間違いない。

    既に国内では巨匠と言われ、『Takeshis』が総合的な成功を収めたとき、やっと日本映画界は黒澤明という大いなる遺産から一つ脱却できるのかもしれない。

    Depper

    追記:
    予想したとおり、この数日でおびただしい量の記事がそこかしこに溢れかえった。「ベネチアの観客を困惑させる」と、堂々と公言しての上映、そして実際の困惑振りにその映画の内容に自らの表現に自信を深め、「よかった」と残しての帰国、全てに映画監督として確固たるアイデンティティが求められることだ、それ無しにどれ一つとってもできることじゃない。そして早くも内容に関する議論が欧米では始まっている様子。レビューなどを早速垣間見ても、
    興行力は?、北野武映画としては「最高傑作」、それもこれまでの北野映画を全て見ている必要がある
    というところが着地点のようだ。どうやら相当な「プライベートシネマ」と言えそうだ。過去の作品とリンクさせるような引用や表現が多々あるのかなとも思う。
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    そしてどうやら、先日ロシアAlexander Sokurov監督作品『The Sun』をリリースしたイギリスの配給会社「Artificial Eye」が『Takeshis』の配給権も買ったようだという情報も入ってきた。10月終わりのロンドン国際映画祭で見ることができるかもしれないというニュースはうれしい。

    最後に、↓の記事のタイトルを眺めると、「たけし」「北野武」両者の呼び方に一貫性がない。『Takeshis』をみることで、いかに映画監督北野武という「自己と自我」そしてビートたけしという「自己と自我」とが相並びつつも同一ではないか、をそろそろ把握して記事にしてもいいのかな、と思う。

    かの有名な『市民ケーン』がそうであったように、『Takeshis』はもしかしたら後世で映画史に残る傑作と言われるようにになるのだろうか。映画監督北野武としては堂々とそこを見据えているように見えて仕方が無い。

    参照記事一覧:
    北野武監督、ベネチア国際映画祭にサプライズ出品 [ロイター]
    突然たけしにベネチアが驚いた! [日刊スポーツ]
    北野武監督が新たに挑戦“体感映画”で「最後の締めくくり」 [サンケイスポーツ]
    たけし最新作ベネチアでベール脱いだ [スポーツニッポン]
    たけし、主演男優取る! [スポーツ報知]
    Takeshi produces film with new type of beat [Mainichi Daily News]
    ベネチア映画祭:北野監督作品を公式上映 [毎日新聞]
    新作刺激的すぎて、たけしも「ヘトヘト」 [スポーツニッポン]
    北野監督の「TAKESHIS’」公式上映…反応はイマイチ [サンケイスポーツ]
    北野武監督の「TAKESHIS’」、ベネチアで上映 [読売新聞]
    「主演男優賞」欲しい、北野監督 「中日スポーツ」
    北野監督最新作、ベネチアで「サプライズ上映」へ [Asahi.com]
    北野作品がベネチアで追加出品 [デイリースポーツ]
    たけし映画にベネチア「???」 [日刊スポーツ]
    たけし帰国「ついでの取材か?」 [日刊スポーツ]
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    『Takeshis’』ベストレビュー:
    Twitch TIFF Report: Takeshis' Review
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    by Corin_Depper | 2005-09-03 22:25 | Newsアーカイブ