• 映画を少しばかり外から眺めてみるそのカタチ
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    「ゲド戦記」の公開日決定
    e0039500_19415198.jpgタイトルどおり、ジブリアニメの最新作『ゲド戦記』の公開日が決定したようです。まさに夏、7月29日だそうです。詳しくはスタジオジブリHPにて。7月からは各地で試写会が始まるそうですので、レビューがたくさん上がってくることと思われます。それもすこし楽しみであります。

    Depper

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    by corin_depper | 2006-06-14 19:48 | Newsアーカイブ
    『雲のむこう、約束の場所』-時間イメージ
    ここのところアニメ関連ばかりですが、今回はアニメ映画のレビューです。タイトルは記事タイトルにあるとおり、『雲のむこう、約束の場所』という句読点付きのタイトルです。
    e0039500_8511559.jpg

    この映画は中々見所満載でした。いつもだったら分野柄物語構造に眼がいく習性があるのですが、今回その思考を停止させられてしまうほどにイメージ・映像に意識を持って行かれてしまいました。そのくらい画のインパクトが強い作品ですね。

    何がって、これもタイトルに付随させましたが、「時間イメージ」と勝手に名づけました。実写もしくは肉眼ではこうは絶対に映らないような空間(常に奥行きがすごい)とシュールと片付けてしまうのは簡単ですが、その奥行き(ディープフォーカスなんてもんじゃないほどの)と構図・アングルと非常に幻想的な世界を作っています。もちろん物語の設定も時代と空間が私達の現実世界のそれとはまた異なるわけですがね。特に奥行きが距離を生み出してその距離が時間というセンス、観念、意識を生み出します。実写で言えばカメラが固定されているにも関わらず、そこに流れる時間というものが非常に前面に現れるわけです。よって「時間イメージ」と名づけました。貼り付けた画像を見てもらえば判りますが、線路や電車が隠れた(隠れてないかも)モチーフになっていて、未来主義的な様式も見え隠れ(隠れてないかも)でした。挙げだすとキリがなさそうなのでこの辺にしておきますが、これらに関連する研究をしている人には面白そうな材料なのだろうなぁと思うのと同時に、もう少し専門的な議論をすこし掘り出してみたくなりました。中々こういうイニシエーションを与えてくれる作品は少ないですね。
    e0039500_9385.jpg

    このアニメ映画と監督については(編集・脚本・監督とこなしているようで、作家と呼ぶべきかな)全く予備知識がありませんでしたが、それがまたインパクトを強めたようです。たまには、雑念・雑音なく作品に触れてみるのもいいものですね~。最後に「終」と出すあたり、作品が独立した世界と物語(いわゆるフィクション)という古くさい手法で終わる辺りも中々「粋」で、作り手の意思がどんどん伝わってきた作品でした。アニメの表現幅やその力を再確認させてもらいました。ごちそうさまでした。

    と、うれしい驚きをもってレビューとしたところで今日はこれにておしまい。
    Depper

    参照:
    『雲のむこう、約束の場所』公式HP(音注意)
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    by corin_depper | 2006-05-22 09:13 | レビューと考察
    『ゲド戦記』公開予告編映像その2
    e0039500_8203465.jpg
    また新しい予告映像が公開されたようですね。
    ふと、気が付いたのですが、主人公は男の子?!
    だとすると、世界観が変わってきますね。
    それともこれが吾朗氏のDeclaration of Independece?!

    参照:You Tube
    http://www.youtube.com/watch?v=6xuMos5bgOc&eurl=

    Depper

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    by corin_depper | 2006-05-12 08:22 | Newsアーカイブ
    NHKアニメ『プラネテス』
    e0039500_0552067.jpgさてさて、NHKアニメ続きます。今回は「モーニング」(講談社)で連載された幸村誠原作のNHKアニメ『プラネテス』。物語の設定が西暦2075年、場所は宇宙、仕事は宇宙ゴミ(デブリ)回収。この設定は面白いな、と思いながら見始めました。率直な感想としましては、

    前半キツ過ぎ!というか、
    五月蝿すぎ!


    ということで、もうね、鉄拳パンチしたい感じでして・・・。だもので、最初の何話かを消化した時点で正直萎えました(苦笑)主人公のお二人のやりとりが五月蝿くて・・・現実だったら間違いなく敬遠するであろうやり取りが延々なもので、前半は休みながら頑張って見たという感じでした。それでも後半はおとなしく?なったので快調に見進めましたが。

    設定は現代の社会情勢をエキストリームな形で提示するための装置でありました。非常に開発学的な視点が多く見受けられましたね。それはさておき、資本主義社会の膿みたいな部分でしょうか、それが時代を進めることでしたたかに極限?飽和?状態と設定できるので、テーマを浮き出たせるには納得の設定でした。

    その中で、主人公の二人?男女が大人になっていく?現実を直視消化できるようになっていく?という過程が加わるので、アニメの中で描かれえる人類のグローバリズムの過程と重なって物語は人個人と人類社会の二重構造となっていて、最終的にレシピとしては悪くないなと、少なくとも焦点がわかりやすい。

    まぁ紆余曲折を経まして、最終的にこのアニメが行き着く最終解決的提示は、人の繋がり、その最小単位としての家族の確認、ともはやどんな理屈を付けようと止まることのない資本主義にもとづく人類のグローバル化というところを落としどころとするわけですが、なーんかこれはどこかの国をまさに象徴しているような感じだなと思わざるを得ませんでした。しかし、ある意味落としどころとしては妥当なのかなとも思いましたが。落とさない、混沌のまま終わる、という手もあったはずですが、どうでしょう。

    前半は個人的に鑑賞がきつくて、このまま設定負けな展開になったらどうしましょ、と思いましたが、最終的にはまとまった作りになっていました。消化不良はありませんが、もう少し未知の味を食したかったなぁと、今回は最後まで物語の設定にえもいえぬ期待感だけが残った鑑賞でした。
    Depper

    参考:
    NHKアニメワールド『プラネテス』
    『プラネテス』オフィシャルサイト
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    by corin_depper | 2006-04-28 01:26 | レビューと考察
    NHKアニメ『ツバサクロニクル』
    e0039500_817961.jpg昨夜捨て鉢気味にNHKアニメ
    『ツバサクロニクル』

    のDVDを見ました。結局30話分全て勢いでいっきに見てしまったわけですが、なかなかどうしてよく出来ているなぁと感心させられまして、画的には苦手な部類なのですが思いがけず楽しんで見れました。

    よく「どんな研究をしているか?」との問いに二言で答えられるようにと言われますが、このアニメの構造を二言、いや、一言で言うならば、

    水戸黄門とドラエモンの合わせ技一本!

    というところでしょうか。もちろん、NHK教育テレビ的説法はコテコテ健在なので少し五月蝿く感じますが、それもこの物語構造に支えられて多くのテーマを限られたエピソードの中で無理なくスムーズに表現できていたように思います。実際話の中で水戸黄門が引き合いに出される場面があるのですが、制作側の人たちも水戸黄門を意識していたのかなと思い、偶然の産物じゃなくて企画として練られた構造なのだなと思わされました。ポケモン様式のエピソードから入る辺りもターゲット視聴者が鮮明に出ていてよいなぁと思いましたね。制作側の意図と努力がひしひしと伝わってきて作品としてよく仕上がってました。親子一緒の鑑賞にも耐えられる出来ではないでしょうかね。これから少しNHKアニメにアンテナを張っておこうと思った昨晩の出来事でした。
    Depper

    参考:
    http://www3.nhk.or.jp/anime/tsubasa/
    (第二シリーズも始まってるようですね)
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    by corin_depper | 2006-04-23 08:36 | レビューと考察
    『ゲト戦記』公開予告編映像
    まいど相変わらずでございますが、皆様いかがお過ごしですか。
    e0039500_212792.jpg

    というわけでして、毎度おなじみではございますが、今回もまたプレリリース研究を少しばかり。スタジオジブリ最新作にして、宮崎吾朗初監督作品、今夏劇場公開予定である『ゲト戦記』の予告編が公開されたようで、其の映像がネット上に流れたので見てみたわけです。ちなみに、副題でしょうか、英題でしょうか、間違いなく海外公開を睨んででしょうが、英語で『Tales from Earthsea』という冠付きですね。また今回も原作があるようです。

    この予告編を見た限りの話になりますが、監督は誰であれ、映像的に非常に初期の雰囲気が出てますし、初期の頃のようなファンタシーがあるように思われます。がしかし、予告編内に挿入されているテキストが五月蝿いように、非常に最近の作品群に見られるようなお説教的なヒューマニズム色も濃そうです。その辺は宮崎駿氏の齢によるところだと踏んでいましたが、吾朗氏が汲んだのか、影響されたのか、はたまた彼の影響だったのか、定かではありませんがね。その辺を踏まえて予告編を見た限りでは、ビジュアル・テキスト両者から鑑みて『風の谷のナウシカ』と『もののけ姫』を足して2で割った感じに見えますね。現実性と非現実性の逆転現象的なところを見ると、『ハウルの動く城』のような部分も色濃く継承されてるのかな、そんなことを言っていると、この作品は案外これまでの宮崎アニメの凝縮といいますか、その結晶といいますか、集大成的といいますか、そういう形でもつくられているのかなとも思わされました。

    そして、もう少し大きな枠で見ると、世代交代作品という位置づけになるのでしょうね。そして、これからは宮崎駿アニメという枠はほぼイコールジブリアニメとしてしまうと、語弊が出てくるようになることを自覚すべきだなぁと思いました。ディズニーアニメというように、やはりこれからはジブリアニメという枠でしょうかね。

    まだ未見な人はぜひご覧あれ。
    (って、日本国内に居る人は日常的に見てる映像?!)
    Depper

    参照:
    http://www.youtube.com/watch?v=V3utVygCCYI
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    by corin_depper | 2006-03-04 21:17 | レビューと考察
    アニメじゃなくてカートゥーン
    米で大ブレークPUFFYアニメが逆輸入(Excite エキサイト : 芸能ニュース)

    b0056911_3283073.jpg約一年前からアメリカのカートゥーン・ネットワーク(Cartoon Network)でパフィのアニメーション番組が放映されていて、なんと放送一回目からアニメ部門の視聴率第一位を取る快挙もあった。正直なところ、そこそこの人気は出るであろうというのは推測の範囲内だった。そして今回、日本でも放送が始まるとの事。



    b0056911_3381973.jpg去年ニュースを最初に知ったときにカートゥーン・ネットワークのHPへアニメ化された宣伝用のクリップを見たのだが、その時に思ったことはいわゆるジャパニメーション(Japanimation)ではなく、文字通りカートゥーン(Catoon)になっていたということ。つまりは、アニメの質自体が違うのだから。大前提なのは、日本式アニメとアメリカ式カートゥーンとの違いということになるだろう。日本ではこれまでほとんど発達してこなかった2次元、つまり平面を突き詰めた形のアニメーションであることが上に貼った画像を見てもらってもわかると思う。そして細かい描写は一切なく、特徴だけを強調した描かれ方をしている。良い例はシンプソンズ(Simpsons)なんかもその類だろう。

    個人的には、パフィーはキャラクターのイメージをそのまま体現したような、裏を返せば、つまり陽気で古典的ポップで多少なりとも退廃的なパフィーが持つ要素がカートゥーン的なキャラクターイメージと合致したのだ、と思う。そして、今米国の映画を含む映像界が異国異文化要素に頼ってコンテンツを構成するという流れにも一役かっていることは間違いないだろう。日本映画のリメイクは今や日常茶飯事のごとく行われているわけで、そしてそれを日本の進出とみるか、アメリカの搾取とみるか、それが問題なのだけれど、どう見ても今回はパフィーにとっては凱旋だけれど、コンテンツで見ればただのアメリカンカートゥーン番組の輸入だ。

    Depper

    参照:
    *Puffy Diary
    *Catoon Network (Puffy Ami Yumi)
    *Hi Hi Puffy Ami Yumi
    *Puffy Hit & Run
    *Hi Hi Puffy Ami Yumi (CD)
    *米で大ブレークPUFFYアニメが逆輸入 [日刊スポーツ]
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    by Corin_Depper | 2005-10-03 21:40 | Newsアーカイブ
    栄誉金獅子賞ニュースで宮崎アニメを少し考える
    まずは一にも二にもおめでたいニュース。雑音はともあれ、長年世界に日本アニメここにありを世界に示し続けてきた宮崎監督にはおめでとう半分のお疲れ様を贈りたい。
    e0039500_21143466.jpg
    ただおめでたいだけでなくて、今回のニュース記事で改めて再認識を求められることもあった。それは以下の引用なのだけれど、どちらもアニメーション映画界が抱える問題を浮き彫りにしている。
    第62回ベネチア国際映画祭で9日、宮崎駿監督に栄誉金獅子賞が贈られた。宮崎監督は、自身の作品が日本で極めて人気が高いのに比べ海外では十分な評価を得られていないとの見方について、気に掛けていないとの認識を示した。 
    [ベネチア 9日 ロイター]
    宮崎監督は「アニメという、映画の銀河の端っこに光を当ててもらって感謝しています。コンピューターの出現でアニメは曲がり角に来ていると言われるが、私たちの道は揺るがない。これからも、白い紙に向かっていきたい」とあいさつ、授与された金の獅子の像を高く掲げ拍手に応えた。
    【ベネチア9日共同】
    宮崎駿アニメはアニメーション映画という枠で見たときに、激動の時代を駆け抜けてきたという感がある。1980年代後半、つまり宮崎アニメ(ジブリアニメと言うべきかな)はアニメーション映画というものを立て直した。アニメーションが映画として立派に興行的にも芸術的にも成り立つのだという証明を日本はもとより、世界に発信をはじめる。『となりのトトロ』は国外でビデオフォーマットでの興行が伸び、その可能性を示した。と同時に、その力強さは、日本国内では絶大で、時を同じくして復活を遂げたディズニーアニメーション映画を数字上いとも簡単にしりぞけてしまう。

    そして、1990年代半ば以降、アニメーション映画界はその概念の根底から変貌を始める。CGの登場だ。ディズニーはフルCGアニメーションの可能性を見出すと、あっという間に(それまで決して友好的関係でなかった)ピクサーを半ば吸収し、今や世界中で数字的にアニメーション映画の主流になりつつある。一方宮崎アニメはCGとの葛藤に入る。セルアニメーションにこだわりを見せる一方で最終的にある程度の共存もしかたなしとの決断に至る。共存による効果かどうかは全く判断材料がないが、少なくとも日本国内では『もののけ姫』映画興行自体の概念を変えてしまい、日本のブロックバスター時代の到来告げると伴に、くすぶっていた世界への配給がようやく本格的に始まりだす。つまり、世界的に見れば根強い信奉者こそ少なくなかったものの、世界的興行ではまだまだ新参者なのだ。であるはずが、『千と千尋の神隠し』のベネチア金獅子賞受賞によって見方が逆転してしまった感もある。

    e0039500_2149580.jpgミレニアムに突入して、ベネチアで金獅子賞受賞により、宮崎映画は日本国内外である種「頂点」を極める。がしかし、アニメーション映画自体の流れはドリームワークス『シュレック』シリーズやその他ビックスタジオの参入もあり、フルCGアニメーション化の一途を辿る。それを宮崎監督自身が痛感しているからこそ、今回の受賞で
    「現役引退した年寄りのためのようなもの」
    [ベネチア 9日 ロイター]
    と皮肉ったに違いない。これでセルアニメは肩たたきなのかと・・・。

    楽観的に見れば、次々とアニメーション作家を輩出しつづけ、世界的にも注目を集め続ける日本アニメはこれからも「アニメ」として独自な発展の一途を辿るかもしれない。だが、悲観的に見れば、「アニメ」という枠に押し込められ、アニメーション映画という枠では異端児扱いを受ける可能性もある。それはとにもかくにも「CGアニメーション」と「セルアニメーション」との関係に置き換えられるだろうし、今回のニュースはまぎれもなくおめでたい報であるとともに、ある種複雑な感慨をもたらしたものでもあった。
    Depper

    参照:
    ベネチア栄誉金獅子賞の宮崎監督、「周囲に目を」 [ロイター]
    宮崎監督に栄誉金獅子賞 ベネチア映画祭 [共同通信]

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    by Corin_Depper | 2005-09-10 21:53 | Newsアーカイブ
    「日本最古のアニメ」について少し考える
    最古アニメ?:1900年代初頭、京都市の旧家で見つかる
    e0039500_2305395.jpg
    まず最初に、これはアニメーション映画界において画期的なニュースでまさにEpoch-making Discoveryである。がしかし、ニュースの記事自体には突っ込みどころが満載でもある。

    一つは、これは日本国内と世界的な基準の違いでどうしようもないところなのだろうが、「アニメ」と「アニメーション」との違いだ。世界基準でいうと、「アニメ」は用語として“日本のアニメーション”を指す。がしかし、日本では「アニメ」というと、“アニメーション全体”を指して使われている。どちらが正しいという議論ではないが、このダブルスタンダードは皆が周知とするべきところで、記事を書くメディアの方々には特にきちんと認識・区別して使ってほしい。
    津堅さんによると、米国やフランスで最初にアニメフィルムが作られたのは1907年前後で、今回見つかったフィルムとほぼ同時期。「外国製を参考にせず、日本独自の方法でアニメが作られた可能性がある」と話す。
    毎日新聞 2005年8月20日
    e0039500_324072.jpg上記したように、世界基準でみると「アニメフィルム」は日本製であるから、それが米国やフランスで作られること自体に引っかかってしまう。

    そこに目をつぶったとしても、米国やフランスが最初に作ったアニメーションは1907年前後ではない。もし、そう言いたいのであれば、せめて“商業的に作られるようになった”と限定してもらいたいところである。なにせ、1890年代には、映写する装置や映写の仕方も異なるが、個人レベルでセルフィルムに書いたものを映写して見世物的に一般公開していたことは周知の事実であるから。セルフィルムをつかったアニメーションという限定的な枠を伝えないと、映写する必要がなければ、日本の絵巻などが最古と認識もされうるということ。まぁ、それは少しばかり極端な言い方だけれども。。。少なくとも英語版の同ニュース記事には“Japanese Animation”という形で表現されており、その他用語に一貫性がある。そしてなぜか使われている←画像もよりコマが長いもので情報量が多い。
    近世の映像文化に詳しい松本さんが、映写機3台や外国製アニメなどのフィルム10本と共に入手した。製作方法や一緒に見つかった映写機の製造年代から、日本最古のアニメフィルムと判断したという。
    毎日新聞 2005年8月20日
    更に欲を言えば、どのような映写機で映写できるものが発見されたのかの詳細が欲しいところなのだが、発見入手者の大阪芸大非常勤講師(図像学)の松本夏樹さん(53)と同芸大非常勤講師(アニメ史)の津堅信之さん(36)達が日本映像学会の機関誌に詳細を発表するとのことなので、それを楽しみに待ちたいところだ。できれば、同時に英語で機関誌英語版ICONICSでも発表して世界に向けても発信してもらいたい。もちろん、その時は世界基準で用語を使って・・・
    Depper

    参照:
    *http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/news/20050820k0000e040019000c.html

    *http://mdn.mainichi-msn.co.jp/entertainment/archive/news/2005/08/20050820p2a00m0et007000c.html
    (英語版)


    追記:より詳しいニュース記事を見つけたのでリンク↓
    http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200507300041.html
    この2作品は、原画をカメラで1コマずつ撮影して制作されている。今回見つかった作品はカメラを使わず手法が異なるため、津堅さんは「厳密な意味で現在と同様のアニメと言えるか、という議論は残る」としながらも、「明治に動画があったことは大変な発見」と評価している。
    asahi.com 2005年07月30日

    ↑闇雲に日本最古のアニメーションと言っていないことが判って少し安堵しました。やはりアニメーションの定義付けからはっきりさせない限りは“最古かどうか”という議論は成立しませんね。

    参照:英語
    http://www.midnighteye.com/features/pioneers-of-anime.shtml
    'Pioneers of Japanese Animation at PIFan' Midnight Eye

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    by Corin_Depper | 2005-08-21 03:26 | Newsアーカイブ