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2006年 08月 17日
先日Corinが行ってきたジブリ美術館のお土産にタイトルにあるような便箋型のゾエトロープペーパークラフトが送られてきたので、早速我がハウスメートが制作着工。1~2時間もあれば作り終わるのでは、なんて思っていたらなんと6時間前後もかかりました(苦笑) これが案外細かく設計されていて切り貼りだけでものすごい労働でして、隣で見ている(手伝わない・・・笑)私も疲れてしまいました。 なかなか小学生などのちびっ子が興味本位で作り始めて無事に制作終了できるものかと、やや懐疑的でありますが、それでも(自分で作ったわけではないですが)簡単なゾエトロープ制作と原理を知る体験としては面白いものを販売しているなぁ、と思います。アニメの原点であるパラパラ漫画とはある種鑑賞方法としても一線を画す技法での装置、これを直に触れてみる、大事なことではないでしょうかね。こうしたある種教育的な体験を提供するジブリの姿勢はなかなかですね。ただ、唯一残念であったのが、出来上がった状態でのゾエトロープとしての機能があまり精巧ではなかったという点でしょうかね。ミニチュアなのでいたしかたない部分もありますが、やはり一定のスピードで回転できるような仕組みになっていないと、ゾエトロープを視覚的に体験するには至りません。そこまでこの紙に要求するのはもちろん酷なのでしょうが、作り終えてみてやはり残念な気持ちになったのもまた真であります。さて、出来上がりを写真に撮ったものが↓です。汗と苦労の結晶をごらんあれ。ハウスメート氏、ご苦労様でした。
Depper 参照: http://kozoism.exblog.jp/3940195/ #
by corin_depper
| 2006-08-17 11:00
| 雑記
2006年 08月 13日
ジブリ特集みたいなブログになりつつありますが、シネマトゥデイでの記事が眼に留まり、考えさせられる部分があったので寸感です。
最新作の『ゲド戦記』が戦々恐々とした興業となっている模様ですが、それでもジブリ自体は着々とジブリブランドの構築をしているのだなぁ、とある意味感心させられました。何がと言いますと、ジブリ美術館が夜間の一般開放を試みたということです。ターゲットをアダルト、つまり二十歳以上の大人に絞って、しっとりと美術館を堪能するという企画だったようです。この大人に照準をしぼる、という辺りにまたある意味納得したわけです。 何が納得かといいますと、思い返せば『風の谷のナウシカ』以来ジブリ作品の歴史はもはや20年を数えます。つまり、『ナウシカ』もしくは初期の『となりのトトロ』くらいの年代の作品を少年・思春期に鑑賞をした年代の人たちは、もうとっくに成人をしているわけで、つまり親となっている世代でもあり、その子供たちがまたジブリ作品の人気を支えているというわけです。 こうした20年という単位でジブリ作品とその根強い人気を鑑みた場合に、『もののけ姫』辺りからの興業的大ブレークはある意味納得できるものなのではないかなと考えるわけです。元々ジブリ作品を見て育った世代のその子供たちが親に連れられて映画館に行くようになってきた、その現象とジブリ鑑賞人口の増加が『もののけ姫』以降の大ヒットの大きな要因ではないか、と思うわけです。 そして改めて、そのジブリに愛着を感じて親となっている世代に向けて、美術館もそれなりのサービスを始める。この辺の嗅覚にも感心しますが、ブランドイメージを保つ意味でも非常に大事なことだと思いますし、そういうバイタリティを持っているジブリブランドは今後もそうそう没落はしないだろうな、と思わされますよね。まぁ、作品的にも転換期に来ていることは否定できないでしょうけどね。 これで、日本国外の観客に対して同じようなブランドイメージ構築の戦略を始めたら、これはディズニーを凌ぐモンスタースタジオになる、そんなことも全く夢ではない気がします。とはいえ、ジブリ美術館にインターナショナル客向けの言語解説がないようなので、まだまだアンテナは国内のみに低く向いているのかもしれませんけどね。とはいえ、ここイギリスでもジブリ作品のDVDが出揃い、今週はケーブルチャンネルのFilm 4でジブリ週間と称し主要作品を連夜放映しているようです。国内からはすこし遅れても、2世代にわたるジブリ作品観客層が国外で出来上がるのも時間の問題かもしれませんね。 と、どこまでも話が飛び火してしまいそうなので、今回はこれにて。 Depper 参照: 超レア!一夜限りのアダルトな「ジブリ」は大盛況(シネマトゥデイ) ジブリ美術館 ホームページ #
by corin_depper
| 2006-08-13 02:59
| Newsアーカイブ
2006年 08月 06日
今日ついに行ってきましたよ、三鷹の森ジブリ美術館。いろいろ書きたいことがあって頭の整理が追いつかない状態です(汗)。個人的には、メイちゃん気分ですごく無邪気に楽しんできてしまいました。感想はちょっとまじめに書きます。
まず、最初に思ったことは、「もし私が映画学を教える機会なんぞあったなら、授業初日はここに生徒を連れてこよう」ってことでした。ジブリ美術館はあくまで「美術館」であって、ディズニーのような「テーマパーク」ではありません。何かを知り、学び、考える場所なんです。ジブリ美術館にとってその「何か」とは、「映画」にルビ振って「アニメーション」なんですね。入り口を抜けると一番最初に「ゾエトロープ」の部屋があるのですが、ここがすごい。教科書では読んだことはありますが、こんなにいろんな種類のゾエトロープを実際に見るのは初めてです。それぞれのゾエトロープには、どうして絵やミニチュアが動いているように見えるのかという説明が付いていて、それを親子が「へぇ~」って言いながら読んでるんですよね。部屋の最後まで回り切る頃には、フィルムに光を点滅させて映像を作り出す、「映画」の仕組みそのものを体験的に学べるようになっています。子供たちが「ゾエトロープ」なんて言葉を覚えて帰ることは無いと思うけれど、目の錯覚が映像を生み出し、映画へと発達してきた歴史・過程を体験的に学ぶには十分なんじゃないかなぁと。 他の階では、現在の“「映画」にルビ振って「アニメーション」”の製作過程を知ることができるようになっていて、絵コンテや台本も公開されています。また、2Fの図書館には絵本の傍ら、映画学に関する学術書も置いてあります(あくまで入門書的ですが)。Donald Richieの本もあったりして、「そうか…リチー派だったのか…」なんて(苦笑) とにもかくにも、宮崎駿をはじめ、ジブリの人たちは優れたアニメーターであると同時に、非常に熱心な研究者でもあるんだなぁと感じました。じゃなければ、「ゾエトロープ」からは始めないでしょう。 次に、気になったことを一つ。資料の展示方法なのですが、ジブリ美術館では手書きのコンテやラフをそのまま(ラミネートや額なしに)、日の当たるところにまでペタペタ貼ってあるんです。つまりは美術館や博物館の持つ「文化の保存・修復」という役割を完全に放棄してるんですね。もちろん明らかに大事な資料は額に入って手の届かない高いところに展示してあったりするんですが、新しい映画が出来るたびに展示物を替えていくため保存を目的としないのか、それとも客が触って楽しめるようにわざとそうしているのか、理由はよくわかりませんが、それにしてももったいない感じがしました。 それと同時に、もう一つ気になっていたことがあったんですが、それは言語です。明らかに外国人客も来るはずなのに、日本語以外での説明、スタッフの対応が異常に少ないんです。ほぼ皆無と言っても過言じゃないくらい。実際、今日私の周りの1/3くらいは外国人でした。ただ、この疑問を解くカギは上記とリンクしているのかな、とも思います。一見、ジブリ美術館の展示方法では、展示品を盗まれたり、破壊されたりする危険性が高いように見えます。つまり、展示物の維持は客のマナーやモラルにほぼ100%かかっているんですね。でも、ジブリ美術館の場合、マナーやモラルというよりは、ジブリ(作品)を慕う気持ちにかかっているのではないかと思うんです。 よく考えて見れば、普通の訪日外客が、東京都内とはいえども、一日かけてはるばる三鷹まで足を運ぶわけがない。ジブリ美術館に来るのは、ジブリ作品を知っていて、かつ美術館があることを知っていて、そして限られた日本滞在期間の一日を丸々費やしてまでも見に行きたい人たちなんですよね。大体の外客が、ジブリ作品を通して、あるいは日本文化を通じて、日本語に親しみを持ち、ある程度理解し使うことができる。よって外国語での説明やスタッフ対応がなくてもそれほど支障はないのかもしれません。私の後ろの客も日本語のメニュー、がんばって読んでました。そして、そういう客は展示物の価値を理解しているため、窃盗や破壊行為に走らない。まあ、これは私の憶測に過ぎないし、全てがそういうわけじゃないとは思いますがね。ただ、ジブリ美術館の展示方法が、美術館と客の間の信頼という脆弱な関係に基づいて成立していることは確かなんじゃないでしょうか。個人的には、それが壊れるときに起こることが怖い…… なが~くなってしまったのでこれにてストップします(汗) 3つしかUPできませんでしたが、よく晴れてたのでいい写真もいっぱい撮れました。ちなみに、「こんなとこ、あと5年したら潰れとるわ~」と大声で喚いていた父親がいましたが、あくまで美術館なので、子供 Corin 参照:http://www.ghibli-museum.jp/ #
by corin_depper
| 2006-08-06 01:30
| 雑記
2006年 08月 03日
先日オフィシャルブックの発売をとりあげましたが、今回は映画『太陽』について2つ興味深い記事を見つけたので紹介です。一つは監督ソクーロフ氏のインタビュー(日本語)です。海外でされたものとあまり受け答えは変わっていませんが、日本語で日本国内向けにされたインタビューとしては興味深いです。もう一つはこの映画を取り巻く環境と障害についての記事(英語)です。映画の中身自体ではなく、映画の外での議論がここまで大きい作品も中々ありませんし、非常によくまとまっていて、映画を見る上で逆に押さえておきたい基本的な予備知識にもなりそうなので紹介します。
「太陽」アレクサンドル・ソクーロフ監督インタビュー Shaping Hirohito on film Flick on Emperor one of few daring to explore the life of wartime leader Depper 追記: 映画誌「映画芸術」(2006年夏号 No.416 7月29日発売)にもソクーロフ氏との対談や議論がされているようです。 #
by corin_depper
| 2006-08-03 22:20
| 雑記
2006年 08月 02日
先日公開された新作ジブリ作品『ゲド戦記』が余り好評ではないようですね。ざっと一般の反響をネット上で垣間見たところ、なぜ余り好評となっていないのかそのメカニズムが見えてきた気がしたので寸感です。傾向としては、物語、つまりナラティブが分かりにくい、というところでしょうか。もちろん私は未見なので、実際のところは把握しかねます(よってこの記事はレビューや評ではないです)けど、映画の外から見えてくるものを少しばかり。現代(商業)映画批評をする上で映画の内容から外に出た、つまり外郭となるイメージを検証するという作業は映画研究において近年大変重要視されているので、半ばその実践例となれば幸いです。
①ジブリアニメ作品=宮崎駿作品という強烈なイメージとの誤差 これが第一に来るのではないでしょうかね。もしかすると、これに尽きるかもしれません。分かりやすいメッセージ性と物語り進行、それに加えて思春期を迎えた女性の主人公が抱える葛藤とその解決、そしてそれが空であったり、異世界であったりとうまーくファンタシーコーティングが施される宮崎駿監督作品とのギャップが『ゲド』にはあるのではないでしょうかね。いわゆるこうした宮崎駿氏が作り上げてきた「ひな型」を世襲していないであろうということが伺われますね。ここを出発点として、次にいくつか派生するものを以下に。 ②主人公と配役 見たところ、主人公は男性。そしてそこに絡んでくるのも男性のキャラクターのようです。そこに女性のキャラクターはいかに関わってくるのでしょうか。お決まりの従属的役割しか与えられていない場合、感情移入ができない観客層は増えてくるのではないでしょうかね。個人的には、擬似家族のような配役構造になっているかも注目してみたいと思っています。 ③シュールかつ内省的な精神世界感とナラティブ構造 いわゆる、階段を一歩ずつ上がっていくような、一つ一つ問題をクリアしながら主人公が成長をしていくような、そして最後にはさわやかなリデンプションが待ち受けているような、そんな物語進行と構造をしていないのではないでしょうか。主人公のよどんだ内面であったり、葛藤がさしたる解決を見ないうちに、あちこちに流れ着くまま進行ではなく停滞するような、そんな構造をしているように思われます。得てして、こうしたナラティブ構造の映画をうまく消費できるような観客層が(特に日本では)少ないのではないでしょうかね。それに加え、ジブリアニメというステレオタイプとも反駁してしまうのでは、やはり苦しいレセプションとなるのは必然なのかもしれません。 総評として、つまり、多くの観客が抱く、ジブリアニメに対する「予期・期待」にそぐわない作品となっていること、それをいい意味で裏切るという形で受容されていないという点に尽きるのではないでしょうか。最初から宮崎吾朗氏はこうした固定イメージとの戦いを強いられていたわけで、もともと爆弾を抱えていたわけで、もし、これまでのジブリアニメの「ひな型」からの脱皮と自己の作家性の主張に重きを置くのであれば、大変険しい道のりとなるでしょうね。逆に、もしかしたら、彼がジブリアニメのもう一つのイメージや「型」を作り出すのかもしれません。その結果はこれからの推移を見守るしかないでしょう。 さて、この『ゲド戦記』どこまで興行を伸ばしますかどうか、見守ってみたいと思います。「良い/悪い」で二極化されてしまいがちな日本の映画評が多い中で、果たしてどこまで出だしの不評を挽回できるでしょうかね。上記した項目のような部分を分析したようなレビューや映画評が上がってきてくれるといいのですがね。不評を見るに付け、余計に見る気を刺激されたわけでした。見る機会があったらぜひレビューと今回の上記寸感とのすり合わせをしてみたいと思います。 Depper 参照: http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id324031/ http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ff20060728a1.html(Japan Times) http://www.yomiuri.co.jp/dy/features/arts/20060729TDY15002.htm(Daily Yomiuri) #
by corin_depper
| 2006-08-02 14:11
| 雑記
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