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2005年 09月 13日
勧められるがままに、新作DVDの棚にあったので借りて鑑賞。普通に消費してしまいましたこの映画。というよりは、むしろ消化不良気味なのかもしれません。なにしろ、拾い切れませんから、引用が。『ラブ・アクチュアリー』や『オースティンパワーズ』なんかよりもずっとカルト的な引用ななされていそうなところはたくさんアンテナにかかるのですが、ほとんど消化できなかったのかもしれません。よって、今回はレビューというよりもかなり私的感想・印象論でいかせてもらいます。。。(汗)
まずは・・・、ロゴ。。。DVDの表紙もほぼ同じ画が載っていましたがが、このロゴを見た時にもう「NOW56」にしか見えません。その時点でもうアートシネマではないなと・・・心構え。しかし、途中挿入されるアニメーションはビートルズ映画『イエローサブマリン』を想起させる印象でした。 そしてなにより、中身はすっごくイギリス。言い回しから、間から、リアクションから、風刺の仕方から、とにかくイギリスですね。ここが一番楽しめたところかもしれません。ビジュアルはいいでしょうけど、やはりこの手の映画は原語での情報が抜けると面白さ半減してしまうのではないかと思われます。すっごくアメリカな『チームアメリカ』にも同じことが言えそうですが。 あとは、気になるところはやはり、モチーフ。意味があるのかないのか。まだ深く考えようともしてませんが・・・。42・・・。タオル・・・。まぁ、何はともあれ、最終的なナラティブの構造であるこの映画の世界観くらいバーチャルであったら、いっそもっと平和な世の中に作り変えてくれと言いたくなった鑑賞後でした。何が起きても、たとえテロが起きても“Don't Panic!”ということでしょうかね。 Depper H2G2はヒッチとハイク頭文字でH2で、ガイドとギャラクシーの頭文字でG2でした・・・。オリジナルタイトルは『The Hitchhiker's Guide to the Galaxy』です。 公式: http://www.movies.co.jp/h2g2/(日本語) http://hitchhikersmovie.com/(英語) 参照: Eiga.com「銀河ヒッチハイクガイド」レビュー http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=322085(Allcinema Online) http://www.imdb.com/title/tt0371724/(IMDB) http://www.ukinfo.jp/culture/hitchhiker.php(UK Info) 追記: Googleに「answer to life the universe and everything」で検索を掛けてみると42という結果が出てくるそうです。 #
by Corin_Depper
| 2005-09-13 02:00
| レビューと考察
2005年 09月 12日
ベネチア国際映画祭閉幕し、その熱も冷めやらぬ中、カナダのバンクーバー国際映画祭にてベネチアでは無冠に終わった北野武監督作品『TAKESHIS’』の上映が決定されたようです。その報を聞きつけ、早速映画祭ホームページへ足を運んでみると、面白い情報がつかめました。(前作に続き芸者を売りますねぇ⇒)
注目のプログラムは「Dragons & Tigers: The Cinemas of East Asia」。とりあえず、訳すと、「龍と虎:東アジア映画」です。。。作品編成担当者にイギリス映画批評誌「Sight and Sound」の批評家でアジア映画評の大御所(彼無くして北野武作品のヨーロッパでの名声は無かったかもしれない)トニーレインズを迎え、長編40作品、短編15作品を上映するようです。もちろん、『TAKESHIS’』の上映もこのプログラムの一貫です。 Date Time Venue Ticketsちなみに北米ヨーロッパでの配給はセルロイドドリームスのようですね。 Depper 公式: 『TAKESHIS’』(Office Kitano) 公式: バンクーバー国際映画祭 連絡先: Vancouver International Film Centre 1181 Seymour St Vancouver, BC V6B 3M7 電話: 604.685.0260 FAX: 604.688.8221 email: viff@viff.org #
by Corin_Depper
| 2005-09-12 08:29
| Newsアーカイブ
2005年 09月 11日
夏に各大手スタジオ製作の大作が軒並み公開し終わり、それに呼応するかのように始まるヨーロッパの映画祭、ベネチア映画祭はある種一つの区切りの映画際でもある。既にカナダ映画際が始まっているように、これから北米へとその流れを移しつつ、最終的にハリウッドのオスカーへと到達するのだ。
まるでその流れを汲むかのようにベネチア映画祭金獅子賞を受賞したのはカナダ映画、『ブロークバック・マウンテン』。ホモセクシャルな内容だそうだ。映画研究の大きな流れでもあり、近年はポストフェミニズムから視点をマスキュリニティに移行しつつある映画ジェンダー研究の流れをも汲んでいるかのような受賞だ。この結果が今後の映画祭受賞作品にどのような影響をもたらすのかもまた注視したいところ。 『Brokeback Mountain (2005)』(IMDB) 北野武監督が「あわよくば、主演男優賞が欲しい」と言っていた『TAKESHIS’』は、相性の良いベネチアだったが、ある種予想通りの無冠。ジョージ・クルーニー監督の『グッドナイト&グッドラック』へと流れた。評判は良かったが、コメントなどを聞いていてもこれまでのジャーナリズムとその正義を扱った映画(『大統領の陰謀』などを筆頭とした)をどのように踏み越えているかが伝わってこなかったことからも、最優秀賞は遠かったのかもしれない。 『TAKESHIS’』はどちらかというと、それでもこれからの興行に鼻息を荒くしているにちがいない。「やろうと思えば商業映画作れるんだよ」ということを証明して見せた『座頭市』から「商業映画だけが映画じゃないんだよ」という対極な映画になっているであろう『TAKESHIS’』。個人的には10月終わりのロンドン映画際で鑑賞できることを願うばかり。 Depper 参照: [9月11日] カナダ映画に金獅子賞=ベネチア映画祭授賞式 [共同通信] [9月11日] 金獅子賞はアン・リー監督作品に、ベネチア映画祭閉幕 [ロイター] [9月11日] ベネチア映画祭でたけし落選 [日刊スポーツ] 追加参照: (2005年9月11日22時26分 読売新聞)北野監督、受賞ならず…ベネチア映画祭 【ベネチア10日=サンケイスポーツ特電】北野武監督無念、金獅子賞はアン・リー監督に… (2005年09月13日 asahi.com)日本映画への敬意、形に ベネチア映画祭報告(上) 受賞者画像付き受賞結果: 私のイタリア映画紀行:ヴェネチア映画祭結果発表 #
by Corin_Depper
| 2005-09-11 09:32
| Newsアーカイブ
2005年 09月 10日
まずは一にも二にもおめでたいニュース。雑音はともあれ、長年世界に日本アニメここにありを世界に示し続けてきた宮崎監督にはおめでとうと半分のお疲れ様を贈りたい。
第62回ベネチア国際映画祭で9日、宮崎駿監督に栄誉金獅子賞が贈られた。宮崎監督は、自身の作品が日本で極めて人気が高いのに比べ海外では十分な評価を得られていないとの見方について、気に掛けていないとの認識を示した。 宮崎監督は「アニメという、映画の銀河の端っこに光を当ててもらって感謝しています。コンピューターの出現でアニメは曲がり角に来ていると言われるが、私たちの道は揺るがない。これからも、白い紙に向かっていきたい」とあいさつ、授与された金の獅子の像を高く掲げ拍手に応えた。宮崎駿アニメはアニメーション映画という枠で見たときに、激動の時代を駆け抜けてきたという感がある。1980年代後半、つまり宮崎アニメ(ジブリアニメと言うべきかな)はアニメーション映画というものを立て直した。アニメーションが映画として立派に興行的にも芸術的にも成り立つのだという証明を日本はもとより、世界に発信をはじめる。『となりのトトロ』は国外でビデオフォーマットでの興行が伸び、その可能性を示した。と同時に、その力強さは、日本国内では絶大で、時を同じくして復活を遂げたディズニーアニメーション映画を数字上いとも簡単にしりぞけてしまう。 そして、1990年代半ば以降、アニメーション映画界はその概念の根底から変貌を始める。CGの登場だ。ディズニーはフルCGアニメーションの可能性を見出すと、あっという間に(それまで決して友好的関係でなかった)ピクサーを半ば吸収し、今や世界中で数字的にアニメーション映画の主流になりつつある。一方宮崎アニメはCGとの葛藤に入る。セルアニメーションにこだわりを見せる一方で最終的にある程度の共存もしかたなしとの決断に至る。共存による効果かどうかは全く判断材料がないが、少なくとも日本国内では『もののけ姫』映画興行自体の概念を変えてしまい、日本のブロックバスター時代の到来告げると伴に、くすぶっていた世界への配給がようやく本格的に始まりだす。つまり、世界的に見れば根強い信奉者こそ少なくなかったものの、世界的興行ではまだまだ新参者なのだ。であるはずが、『千と千尋の神隠し』のベネチア金獅子賞受賞によって見方が逆転してしまった感もある。 ミレニアムに突入して、ベネチアで金獅子賞受賞により、宮崎映画は日本国内外である種「頂点」を極める。がしかし、アニメーション映画自体の流れはドリームワークスの『シュレック』シリーズやその他ビックスタジオの参入もあり、フルCGアニメーション化の一途を辿る。それを宮崎監督自身が痛感しているからこそ、今回の受賞で 「現役引退した年寄りのためのようなもの」と皮肉ったに違いない。これでセルアニメは肩たたきなのかと・・・。 楽観的に見れば、次々とアニメーション作家を輩出しつづけ、世界的にも注目を集め続ける日本アニメはこれからも「アニメ」として独自な発展の一途を辿るかもしれない。だが、悲観的に見れば、「アニメ」という枠に押し込められ、アニメーション映画という枠では異端児扱いを受ける可能性もある。それはとにもかくにも「CGアニメーション」と「セルアニメーション」との関係に置き換えられるだろうし、今回のニュースはまぎれもなくおめでたい報であるとともに、ある種複雑な感慨をもたらしたものでもあった。 Depper 参照: ベネチア栄誉金獅子賞の宮崎監督、「周囲に目を」 [ロイター] 宮崎監督に栄誉金獅子賞 ベネチア映画祭 [共同通信] #
by Corin_Depper
| 2005-09-10 21:53
| Newsアーカイブ
2005年 09月 10日
これは非常に残念なニュースであると伴に、ある種日本が抱える「矛盾」のストーリーでもあるわけですよね。
市の教育委員会が市の補助する事業として「日活ロマンポルノ」を扱った映画祭はふさわしくないと補助金をカットしたのに対し、文化庁では「日活ロマンポルノ」作品の芸術性を認めて補助を決定する。なんたる矛盾でしょうか。 もちろん、映画や映像と芸術性がこれまできちんと分析研究されてこなかった事の弊害でもあれば、芸術であれば映画際で何を上映してもかまわないという極論で測る問題でもない。つまりは「ロマンポルノ」のような性的表現を含む映画映像コンテンツに対する認識なのであろうし、老若男女問わずそのコンテンツ情報を受けるにふさわしいかどうかの議論のはずだ。ここの溝の問題に違いない。 そうすると、レーティングの問題になってくる。「映倫」がきちんとした映画映像表現に対するレーティング基準を公表しない中で、その溝は埋まるべくも無い。どのような経緯で今回の結果になったか詳細はわからないが、映画祭側と市教育委員会側とでされるべき議論はされたのだろうか。残念なのは、その矛盾よりもむしろ、今回で「なみおか映画祭」が最後になるであろうという事実だ。これは映画界の財産の喪失であるはずだ。 このような矛盾と溝は早く解決し埋まるに越したことはないが、何時になるのだろう、もしくは何時の日かくるのだろうか?日本映画界に受け手の大家として尽力されてきたわが心の師(直に師事したことはないが・・汗)アーロン・ジェロー氏は早くもアメリカから遺憾の意を表明している。 "The newspapers report that the Namioka Film Festival, arguable the best of the small film festivals in Japan, is being forced to end after 13 years because of prudishness in government. Namioka earned a great reputation as a small town holding a small festival with good programming and good discussions with filmmakers, but this year's program of 22 films by Kumashiro Tatsumi (World of Geisha, Woman in Red) got the attention of the local education board, which then determined that spending public funds to show roman porno was inappropriate and thus pulled its financial support and refused to rent a hall for screenings. This despite the fact that the national government's Agency for Cultural Affairs has recognized Nikkatsu Roman Poruno's artistic merit and has funded efforts to screen it abroad. This year's festival will be greatly reduced in size and will become the last edition of this event. "欧米から見ると今回のような出来事はある種こっけいに映るかもしれませんね。それもまた、日本人としては悲しいところです。 Depper 公式: 2004年第13回なみおか映画祭 参照: <なみおか映画祭>今年限り ポルノ上映で補助金打ち切り [毎日新聞社] 日活ロマンポルノ悲しき運命 [メリケン国からこんにちは。] #
by Corin_Depper
| 2005-09-10 00:01
| Newsアーカイブ
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