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ポーリン・ケール女史的志向
2005年 08月 01日
批評家の役割は、人々が作品の中に何があって、何があるべきではないものか、また何が当然あるはずなのにかけているのか、というようなことを知る手助けをすることである。もし、彼が作品について人々が独力で得られる以上のことを理解するのに役立つならば、その批評家は良い批評家と言えよう。もし、彼が作品に対する彼の理解や感じ方によって、また彼の熱い思いによって、そこにあり、捕まえられることを待ち望んでいる芸術から、より多くの体験をしてみたくなるほど人々を奮い立たせることが出来るのなら、彼は偉大な批評家と言える。もし彼が謝った判断をしめしたとしても、必ずしも彼は悪い批評家というわけではないだろう(絶対に間違いを犯すことのない判断力など有り得ないからだ。またどんなものさしで間違いをはかれるというのだろうか?)もし、彼が観客の好奇心を書き手たることができず、彼らの関心や理解を深めさせることができないならば、彼はダメな批評家ということになる。批評の技術とは芸術に対する自分の知識や熱意を人々につたえるためにあるのだ。 『I Lost It at the Movies』 (1966) より
by Corin_Depper
| 2005-08-01 00:00
| 雑記
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