• 映画を少しばかり外から眺めてみるそのカタチ
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    映像コンテンツに対するレーティングを考える
    夕刊フジブログ: 松沢神奈川県知事を直撃…「ゲームで殺人は、やりすぎ」

    e0039500_1162621.jpg↑の記事を読んで、「またか・・・」という思いに詰まされる。これは今や映像コンテンツという枠組みで大きな存在であるゲームソフトに関する地方行政の介入による、すったもんだ。米国製のアクションゲーム「グランド・セフト・オート3(GTA3)」(発売元:カプコン、プレイステーション2用)を有害図書に指定した一件が未だに物議をかもしている。

    映画やビデオを含め、映像コンテンツに対するレーティング(自主規制)機関にそれなりの権威が社会的に無いことと、その一連の組織機関構造自体の不透明さが今回のような事例を引き起こしてしまうのだ。つまり、日本のレーティング機関が欧米におけるそれ(例えば、アメリカのMPAAやイギリスのBBFC)と比べて未成熟であり、また充分な研究が行われて来なかった当然の結果でもある。(映画・TV学を始め、アカデミックな映像研究自体が日本ではまだまだ未発達なのだからしようがないところ)要するに、日本における映像コンテンツに対するレーティング機関が一枚岩になっていない現実と、そのレーティングの判断基準の曖昧さが産み出す弊害だ。

    e0039500_9242143.gife0039500_9243616.gif





    なんでも欧米に追随せよ、と思っているわけではなく、日本独自のレーティングシステムを持ってもいいわけであるが、少なくともその成熟度を増して欲しいところである。事実、アカデミックな性質とは相性の悪い「感想・印象論」が根強い日本の批評界も、それはそれである種日本の批評文化なのではないかと捉えることも可能だからだ。そもそも映倫が規定するレーティングは4種類しかなく、BBFCの8種類、MPAAの5種類とその内容を比べても至って平素で、分類の理論的な根拠が乏しい感が否めない。
    e0039500_952027.gif

    何よりも寂しいのは、映倫↑の公式HP自体が2004年まで無かったことと、その公式HPさえコピーライトが2004年から変えられていない事実。。。(取ってつけたようなHPでも無いよりは、はるかにましなのだが) 救いは幾つか他では余り拝めない統計チャートが載っていることだが、その統計も中途半端感が否めない。どうせなら、ここまで載せないとという痒い所に手が届いていない。・・・と、グチだらけになりそうなので、映倫に関してはここまで。

    話は戻るが、一つ驚いた事実は、コンピューターエンターテイメントレーティング機構(以下CERO)なるものが2003年に法人格を取得し、独自のレーティングシステムを構築していたということだ。そしてそのシステムの概要も至極しっかりとしたもので、明確文言化されている。松沢神奈川県知事はこう述べている↓
    「業界がゲームソフトのレーティング(年齢による購買基準)を設けていることは知っています。したがって、われわれは18歳以上への販売まで禁止するつもりはない。今後、指定商品を増やす気もありません。業界だって、行政にとやかく言われず自主的にやりたいでしょうし、そうして(=自主規制して)くれればいいんです」
    「有害図書指定」の持つ性質や有益性を語らずにレーティングの視点からのみ判断をすることは危険なのだが、つまり、完全にCEROのレーティングを無視し、県が条例として二重のレーティングを課すということのようだ。レーティングの議論が行われること自体は個人的に歓迎だが、この知事の姿勢には賛同できない。こういう職権乱用というべきか、裁量の乱用というべきか、レーティングの二重化はレーティング自体の権威・存在価値を薄めてしまうであろう。つまり知事の思惑とは逆に作用する危険が十二分に考えられる。
    e0039500_10113594.gif

    更に知事はこうも発言している↓
    「私には、ゲーム業界をつぶす意図などは、まったくない。一言で言えば、子供相手にテレビゲームで殺人を体験させるというのはいくらなんでもやりすぎでしょう、ということです。今回の規制は、そのことを業界に伝えるための、一種のエクスキューズ(口実)です」
    「もちろん、テレビゲームが青少年の成長に悪影響を与えるかどうかについては、正式な研究結果もまだ出ていない。それは私も十分分かっています。しかし神奈川県には、悪影響を与えそうなものから青少年をなるべく遠ざけようという趣旨の青少年保護育成条例があります。その条例にのっとって、今回の指定に踏み切ったわけです」
    知事がどこまでレーティングとその意義について把握しているかは定かではないが、研究結果が出ていないということを自覚しながら、バーチャルな世界での殺人行為=青少年には有害という安直な自己認識のもとで条例の施工に踏み切るという行為をしていることになる。そのソフトにCEROがレーティングをしているかどうかは確認できなかったが、既に18歳以上対象で売られている。見方によれば、知事は日本が煮詰めていかなければいけない議論に一石を投じたわけであり、その反響が議論の必要性を物語っている。言ってみれば、これこそが日本が抱えるレーティングシステムの現状をそのまま体現しているのではないだろうか。

    これから映像に対する真摯な研究(体系化)がなされ、日本の日本による日本のためのレーティングシステムの一日も早い成熟を望むのは私だけだろうか。映像コンテンツ=エンターテイメントとしてしまう日本の気質が改善されない限りその日が来ることはあまり近くないように思ってしまったりもする。。。先は遠いのか、近いのか。
    Depper

    参照:
    http://matsuzawa.cocolog-nifty.com/(松沢知事ブログ)

    追記:
    CESA(コンピューターエンターテイメント協会)というゲーム一般を取り扱う機構があるようで、CEROはここと連携してレーティングを推し進め、CESAもCEROのレーティングと販売側の自主規制の強化を推進しているようだ。

    参照:
    CESA、家庭用ゲームソフトの販売自主規制を発表

    より詳しい因果関係を知りたい人↓
    http://d.hatena.ne.jp/kitano/200507
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    by Corin_Depper | 2005-08-15 10:36 | Newsアーカイブ