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『UDON』を観て思ったこと。
2006年 09月 26日
公開4週目にして未だ国内観客動員数ランキングの8位に食い込んでいる『UDON』、観てきました。人生で初めて、劇場を途中退場しようかどうか本気で迷った作品でした(苦笑)。というのも、この作品が「映画」である理由が見出せないのですよ。前半はフジテレビという会社と、日産と、マルちゃん等々のスポンサーの
以下、ネタバレ注意。 ヴォイスオーバーで語られるところの「彼」=「この物語の主人公」である松井香助は世界中を「笑わす」という夢を持ってアメリカに飛び出します。しかし、観客に笑われることはあっても、コメディアンとして観客を笑わせることはでないまま、借金を抱えて香川の製麺所を営む実家に帰郷。そこで出会ったのが彼にとって「ソウル・フード」である、うどん=”UDON”。彼はその魅力に気付き、反発していた父親に頭を下げて、製麺所を継いで毎日うどんを打つ人生を決心するのですが、時既に遅し。父親は急性の心筋梗塞で倒れたまま帰らぬ人となり、「松井製麺所」は閉鎖の危機に立たされます。一方で、「松井製麺所」のうどんを愛していた人々から復活を望む声が高まり、それに突き動かされた香助は「父親のうどん」を再現すべく奮闘していくのですが、ここで彼は大事なことを学ぶのです。それは、自ら笑うこともせず、他人を笑わせることもできないと思っていた父親が、毎日の妥協ないうどん作りを通して、それを食する人々の笑顔を毎日作り出していたこと。そしてそれは、「人を笑わせる」という行為そのものであり、香助にとっての夢と同じ。やがて、彼は「父親のうどん」を(ほぼ忠実に)再現することに成功し、それを食べる子供たちの笑顔に触れます。つまり彼は、コメディアンとして達成できなかった「人を笑わせる」という夢を、父親という存在に学びながら、うどん職人として実現させることに成功したのです…… で終わるとスッキリすると思うんですが、香助は「父親のうどん」を(ほぼ)再現した直後、うどんを打つことを辞め、再びアメリカへ……… そして3年後、彼はアメリカで大成功して『キャプテンUDON』という映画か何かの主役を務めている、というエンディング。えっと、それなんて自己実現??コマーシャルを見る限りスパイダーマンとかバットマンみたいなヒーロー系のもので、コメディーではないようだし、「笑い」はいったい何処へ……。あまりにも最後伸ばすんで、私はてっきり、「うどん職人としてアメリカで開業して、おいしいうどん食わせてアメリカ人を笑顔にしちゃるぜ!!コメディアン時代にバカにした奴らへのお返しだ!!うどんで世界を笑わしたる!!」みたいなオチかと勝手に思っていたのですが、どうやらものすごい勘違いだったようです(苦笑) 一方、小西真奈美演じる「彼女」の立場で物語を読むと、すごくスムーズで、わかりやすく完結しているんですよね。「彼女」の視点から見る『UDON』は余力があれば後日にでも…。それにしても、どうして今時そこまで徹底して「世界=アメリカ」なのでしょう…… Corin 公式:http://www.udon.vc/movie/
by corin_depper
| 2006-09-26 00:40
| レビューと考察
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