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『オーメン』 ―― 6つの躊躇+6つの犠牲=???
2006年 07月 01日
すんごいお久しぶりのコリンです。先日、ほぼ3ヶ月ぶりにようやく劇場に足を運ぶことができ、公開終了間近の『オーメン』を鑑賞してきたので、そのレビューをば。
さてさて、『オーメン』ですが、こんなの→とか、 あんなの←まで出てきてびっくり。結構楽しませてもらいました、ええ。 ただ、気になった点が一つ。ちょっとまじめに分析させてもらうと、物語上、観客が主人公ロバートに感情移入できない/もしくは非常にしにくい作りになっているんですね。そのため、この映画を観て、音や光の演出によって「ビクッ!!」とさせられた人は多いとは思いますが、内容から何か心理的恐怖を感じることはあまりないのではないかと思うんです。だからといって、『オーメン』がホラー映画ではないというわけではなく、ある観点から見ると間違いなく『オーメン』はホラー映画なわけですが…。(詳しくは映画学メモさんの更新に期待しましょう。こちらを読むだけでもとってもわかりやすいので、是非ご覧下さいね。) と、ちょっと横道にそれましたが、ではなぜ、観客は主人公ロバートに感情移入できない/もしくは非常にしにくいのか。それが、このレビューのタイトルである「6つの躊躇」と「6つの犠牲」だと私は考えます。『オーメン』という映画で主人公ロバートに与えられた命題は「ダミアンを始末すること」です。しかし、ロバートは息子として育てたダミアンに愛情を感じ、彼を「悪魔」であると信じることができず、それゆえに彼を殺すという決断ができない。躊躇しているうちに身近な者が犠牲となって死ぬ。そしてロバートはダミアンが「悪魔」であると疑い・・・・・・でも彼は息子として育てたダミアンに愛情を感じ・・・・・・とこの筋書き(下線部)が以下6回ループします。簡単にリストアップすると、 その①:ブレナン神父 まあ、作者もしくは映画製作者が「6」という数字にこだわって、故意にこの筋書きを6回繰り返したのだとすれば、ある意味感心しますが(笑)、観ている側はこの流れに違和感を覚えるはずです。「いい加減気付けよ!!」「まだ悩むのかよ!?」と。だって観客はダミアンを「悪魔」だと知っていて、主人公と「悪魔」退治をしたいんです。なのに、主人公は退治するどころか最後のもう一息のところで再度躊躇して、結局自分が殺されてしまうんですから、観客としては「???」なわけですよね。結果、遅かれ早かれ、「こりゃ、つきあってらんないよ…」と、主人公ロバートと観客の間には“心理的な距離”が生まれてしまうのだと考えられるわけです。 ということで、『オーメン』は作品上、「物語の展開が乏しい作品」ということになってしまうのでしょうかねぇ。以上、2ヶ月ぶりにCorinがお送りしました(汗) Corin 公式: http://www.theomenmovie.com/ (worldwide) http://movies.foxjapan.com/omen/ (日本語) 参照: http://www.imdb.com/title/tt0466909/ (IMDb)
by corin_depper
| 2006-07-01 19:12
| レビューと考察
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