• 映画を少しばかり外から眺めてみるそのカタチ
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    現代日本映画研究最前線に異常あり!?
    大変ながらくご無沙汰しております、Depperでございます。今年から何かと多忙な身となってしまい中々ブログまで手が回らない次第なのでありますが、そろそろ存在を忘れられてしまいそうなので、記事タイトルにあるように、日本映画の最先端研究の事情と紹介をしてみたいと思います。いきなりアカデミックな話ですいませんが・・・(汗)

    今年に入ってからTeaching Assistantという形で映画学修士課程の「ワールドシネマ」というコースに携わっているわけですが、これまたどうして新しい発見ばかりでうれしい悲鳴といいますか、逆に教わることのほうが多かったり・・・なのですが(苦笑)。 さて、いきなり本題ですが、

    「現在において既存の日本映画研究は現代日本映画を研究する上で非常に弊害の多いフレームワークである」

    ことがほぼ結論となりつつあるように思います。詳細を言い出すとキリがないので割愛しますが、これまでの学者たちが世界において日本映画研究の礎としてきた研究手法とフレームワークに限界が来ており、現代の日本映画を研究する上において援用しがたいのはもちろんのこと、さらなる日本映画研究の発展をも阻害しているのではないか、現代日本映画を研究する上でフレームワークの再構築・リフォームが必要なのではないか、ということです。

    日本映画研究は日本を知ることの研究と表裏一体で行われてきました。逆にそこに「日本」が見えないと日本映画は国外に出ることができませんでした。がしかし、近年製作される日本映画は多種多様化しており、国外に飛び出すことのできる映画にもそう言えるようになりました。では、その映画たちを研究しようと思う学者の卵たちが日本映画学の基礎を学ぼうと思うと、なかなか思うような文献に巡り合うことができないのです。それは、一体何故なのか?

    その答えは一つです。小津、黒澤、溝口以降(大島渚を含めてもいいかもしれません)体系的な研究手法をもってして日本映画の研究がきちんと積み上げられてきてないのです。そして、現代日本映画を研究することは、真っ暗闇にライトもないままに突き進むことになってしまい、これが悪循環となり、多くの研究者たちの研究意欲を奪うばかりか、敬遠すらさせてしまいかねない事態となっているわけです。

    つまり、日本映画研究は過去の遺産になりつつあるのです。
    学問分野として化石化し、埋没しかけているといっても過言ではない!と私個人は警笛を鳴らしたい思いでいっぱいです。そんな危機感を再認識しながら生徒たちと接していて、最近(私にとって)事件が起きました。それは、あるオンライン研究記事との出会い、でした。それは、最新の現代日本映画研究の最前線でした。そしてなにより、悔しさすらこみ上げるくらい、自身が考えていたことがそこに明白な研究結果として記述されていました。サイトと記事は以下↓の通りです。

    Japan Focus
    e0039500_1351711.jpg

    記事
    Fantasies of War and Nation in Recent Japanese Cinema By Aaron Gerow

    過去の日本映画学の礎を作り牽引してきたのが、ドナルド・リチー氏だとすれば、今の現代日本映画研究はこのアーロン・ジェロー氏の双肩にかかっているように思います。日本だけに関わらず、現代映画を研究するという作業は非常に流動的なものが多く研究として成立させにくいばかりか、噴火して流れ出た溶岩流で言えば、まだ真っ赤に燃えて流れ続けているその尖端の動きを常に注視している必要があるので、腰を据えて文献とにらめっこ、というわけにも行きません。であるがゆえに、ある種映画を学問とする時の学問的フレームワークに熟知している必要があります。そしてなにより、言うまでもなく、映画学の基礎・歴史的流れをきちんと把握している必要があるように思います。でなければ、あっというまに濁流に飲み込まれ、自分が一体何をなそうとしているのか、どんな意味があるのか、すぐにわからなくなってしまうという危険性と常に背中合わせということです。そして、多くの研究者たちはこの危険を回避することをヨシとすることもまた事実です。がしかし、ジェロー氏のようにこれからの日本映画研究の礎を築くべく果敢にかつ膨大な研究量をこなす姿には感服します。そして自分もそうありたいと改めて思わされ、背中を少し押される気分でもありました。

    思いがけず長くなってしまいましたが、こんなことを生徒と一緒に考えながら、自分の論文発表が間近に迫り・・・てんやわんや、というわけで、また少しご無沙汰するかもしれませんが、今後ともフィルムアカデミアをよろしく御願いします。

    と、よろしくお願いしたところで今回はこれにてお開き。
    Depper

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    by corin_depper | 2006-02-23 13:21 | 雑記